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第五回上映会 『からむしと麻』『奄美の泥染』(終了しました)_b0232649_20235347.jpg


◇民族映像文化研究所作品

『からむしと麻』
 1988年/55分/自主制作
 福島県大沼郡昭和町大芦・大岐

 「『魏志倭人伝』に苧麻(ちょま)の名で記されている、医療材料のカラムシ。
 同じ様に古くから利用されてきた麻。
 第二次大戦後、それらは休息に日本中から消えていった。
 福島県西部の山間地に位置する昭和村は、沖縄宮古島とともにただ二カ所の
 カラムシの生産地である。そして数少ない麻の生産地である。..」

「...昭和村の人は、カラムシには「キラがある」と言う。
 きらめきの意味で、光沢のことをいう。
 透ける程繊細に織られる新潟県の越後上布の材料はこのカラムシで、
 昭和村はその供給地であった。」 (民映研作品総覧冊子より)


『奄美の泥染』
 1989年/31分/鹿児島県教育委員会
 鹿児島県大島郡竜郷町・笠利町/名瀬市

「伝統的な衣食住には、それぞれの地域の風土や歴史が色濃く反映し、
 さらには地域性を超えた人間の資質の奥深さがにじみ出ている。
 この映画は奄美の泥染(大島紬の別称)の製作行程を記録するとともに
 その奥深いものを少しでも明らかにしようとしたものである。

 大島紬は、基本的には絹の平織りの織物だが、それが泥染とよばれる技法で
 染められ、緻密なかすり模様に仕上げられるところに特色がある。
 テーチギ(シャリンバイ)の煮汁と鉄分を含んだ田の泥による染めの技法。
 奄美の泥染の名が 大島紬の別称であるゆえんである。..」(民映研作品総覧冊子より)



平成25年 3月17日(日)
場所 ろっきゃお
 住所 奈良市鹿野園町448

開場13:00 上映開始14:00より (二本立上映)
参加費1000円(定員40名・要予約)

お問い合わせ先 080-3805-3939(北村)
        090-7362-6215(高橋)


*お車でお越しの場合は駐車場をご案内いたします。
 予約の際に その旨お伝え下さい。


******************

地図・バスの案内はこちらです。
# by rokkyao | 2013-02-26 20:19
映画『奥会津の木地師』 上映会(終了しました)_b0232649_10191069.jpg

民族映像文化研究所作品
◇奥会津の木地師 上映会

     平成24年8月26日(日)
     会場 ろっきゃお
         開場 6:30〜
         上映 PM7:00〜
         参加費 1000円
         定員50名 要予約



『奥会津の木地師』
  福島県田島町針生
  1976年/自主制作・カラー・55分

 日本列島には、近年まで移動性の生活をする人々が活躍していた。
山から山へ移動して椀などの木地物を作る木地師も、そのなかにあった。
これは、昭和初期まで福島県南部の山間地で盛んに移動性の活動をしていた
木地師の家族 藤八さんたちによる、当時の生活と技術の再現記録である。

 木地師たちは、ブナを材料とした椀を作っていた。
まず木地屋敷を作る。屋根も壁も笹で葺く、掘立て造りである。
谷から水も引いてきた。椀作りが始まる。
男たちは、山へ入りブナを倒し、そして、その場で椀の荒型を作る。
女たちが荒型を木地屋敷に運び、椀の外側を削って整形するカタブチ作業、
中を刳るナカグリ作業と続ける。男たちが、手引きロクロで椀に仕上げていく。
できあがった椀は馬の背で町へ運ばれていく。

 人の力で回される手引きロクロは、奈良時代に大陸から導入されたものだという。
藤八さんたちは移動生活をやめ、手引きロクロの作業もしなくなってすでに
50年余りたっていた。
しかし藤八さんたちの身体には、千年を越す技術の伝統が見事に息づいて
いたのであった。

(民族文化映像研究所 映像民俗学シリーズ「日本の姿」パンフレットから抜粋)

文部省特選
日本映画ペンクラブ推薦
キネマ旬報文化映画ベストテン3位

お問い合わせ先 080-3805-3939(北村)
        090-7362-6215(高橋)

*お車でお越しの場合は駐車場をご案内いたします。
 予約の際に その旨お伝え下さい。
映画『奥会津の木地師』 上映会(終了しました)_b0232649_1023304.jpg


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# by rokkyao | 2012-08-10 01:15
◆上映作品『原発、ほんまかいな?』

2011年3月11日、冷却水を喪失し、一気にメルトダウンと水素爆発にむかった福島第一原発。
「電気事業連合会のパンフレットには『地震にも津波にも大丈夫』て書いてあるけど、
うちら、だまされてたんとちゃうか?」
「なんでそんな危ないもんが日本中にあるねん!」

パンフレットを手に、八百屋の店先で悩み始めた主婦たち。

二人の疑問に、専門家や当事者がていねいに回答していく。

ピークを過ぎているウラン資源。ウラン鉱山で引き起こされている環境破壊や被ばく。
輸送や燃料加工、再処理や廃棄物処分の過程で放出されるCO2。海に垂れ流される温排水、
どんどん出る放射能を帯びたごみ。実現の見込みがまったくない高速増殖炉、
ハイコスト・ハイリスク・ノーリターンの再処理計画、行き場も処理技術もない
高レベル放射性廃棄物。最も高かった原発のコスト。
事故がなくても放出されている放射能。被ばくを伴う労働がなければ発電できない事実。
実はたくさん起きていた事故。本当は、原発がなくても足りる電気。
そして、福島第一原発災害は、多くの影響と被害をもたらしている。
引き上げられる基準値、避難せざるを得ない人びと、農業など第一次産業への被害、
脅かされる食と健康――。
一つひとつの事実を追い、原発の「ほんとうの姿」に迫る。

原発を「ちゃんと知り」、いま、未来を私たちで構想するための作品。
                      
制作 アジア太平洋資料センター(PARC)2011年
監修 細川弘明(PARC代表理事・京都精華大学)
監督 鈴木敏明

_______________________________
お 話:
細川弘明 イボンヌ・マルガルラさん(豪州カカドゥの先住民族ミラル)
小出裕章さん(京都大学原子炉実験所) 
大島堅一さん(立命館大学)菅野正寿さん(福島県二本松市 有機農業)
崎山比早子さん(高木学校・元放射線医学総合研究所) 
A.Gさん(元原発労働者) 
渡辺美紀子さん(原子力資料情報室) 
根本敬さん(福島県農民連)田中優さん(環境活動家)
___________

場所 奈良市鹿野園町 旧筒井邸「ろっきゃお」
日時 
2012年4月7日(土)

 *開 場  13:00〜
 *上映開始 13:30〜(75分)
 *上映終了後15:00〜16:00 茶話会

*ゲスト橋本敬子さん

profile: 福島県・天然酵母パンの店旧パパゲーナ店主。現在は丹波篠山に避難し
「子供達を放射能から守る福島ネットワーク」世話人..として活動されています。                                                           
参加費800円(お茶・お菓子付)中学生以下無料
※予約が必要です!(定員45名)                     
                    
予約・問合せ
TEL 090-1131-9534(岡田農園)                           
TEL 080-3805-3939(北村農園) 
TEL 070-5501-2536(五ふしの草)
                      
駐車場/20台(車でお越しの方は事前にご連絡下さい)

バスでのアクセス
JR奈良駅 または近鉄奈良駅よりバス               
61番「鹿野園行き」鹿野園町下車 徒歩1分       
上映にちょうど良いバス時間は以下の通り
(本数少ないので、乗り遅れにご注意下さい)   
JR奈良③のりば12:30/ 近鉄奈良④のりば12:33   

協賛  
食べ物学校(消費者グループ)、                     
奈良オーガニックマーケット、八百屋ろ                    

*マイカップ持参にご協力下さいませ。
*差しれ大歓迎デス!


主催者「原発、ほんまかいな?」上映実行委員会
_________________

***地図はこちらです。 ***
# by rokkyao | 2012-03-21 23:20
11月23日(水)に
映画「アレクセイと泉」の上映会をすることとなりました。

映画『アレクセイと泉』上映会 11月23日(終了しました)_b0232649_13548100.jpg

   舞台はベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェ。
   1986年4月26日チェルノブイリ原発(旧ソ連・現ウクライナ共和国)
   爆発事故、この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集される
   キノコからも放射能が検出されるが、
   不思議なことに、この〈泉〉からは検出されない。
   「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。
   この百年、人間は何の豊かさを求めてきたのだろう。
   《水の惑星=地球》の強い意志のようにこんこんと湧く〈泉〉は、私たちに
   "本当の豊かさとは何か"を静謐に語りかける。      

               監督 本橋成一  音楽  坂本龍一

________________________________

   ●場所 :奈良市鹿野園町 旧筒井邸「ろっきゃお」
   ●日時 2011年11月23日(水・祝日)
       18:30より上映開始(104分)
      
       会場18:00より
        上映終了後21:00まで茶話会を行います。

     *参加費:1,200円  軽食(おにぎり)付き 
          中学生以下無料(※ただし、軽食代お一人200円お願い致します) 
        (マイ箸・マイカップ持参にご協力下さい)
     *駐車場:20台 (車でお越しの方は事前にご連絡ください)

      
      ※予約が必要です。下記まで御連絡下さい。  
       (定員になり次第、締め切らせて頂きます)
                
        メール rokkyao@excite.co.jp
        TEL 0742-24-2508 北村
        当日TEL 080-3805-3939北村
  ____________________
                         
 *映画について詳しくはこちらのHPをご覧下さい。


*アクセス
JR奈良駅 又は近鉄奈良駅よりバス
61番「鹿野園町行き」鹿野園町下車 徒歩1分

映画に丁度良いバス時間 
JR奈良駅(三番のりば)17:42
近鉄奈良駅(四番のりば)17:45

鹿野園行きは本数が少ないので 
それ以外の場合は以下のバスをご利用下さい。

56 、62番「山村町行き」もしくは57番「藤原台行き」
春日苑2丁目下車。
(徒歩10-15分)
同じくJR奈良駅(三番のりば)近鉄奈良駅(四番のりば)



映画『アレクセイと泉』上映会 11月23日(終了しました)_b0232649_22235727.jpg

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# by rokkyao | 2011-10-29 13:56